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即位時のみ!?長楽寺のご開扉の参拝レポ

長楽寺の秘仏を参拝しましたので、そのレポです。

「秘仏」については以前同じ京都の大随求菩薩坐像を参拝した時に書いておりますが、超簡単に言うと、普段はお姿をみることができない仏像です。安置されている箱(お厨子)の扉を開くことをご開扉といいます。

大随求菩薩坐像ご参拝についてはコチラ↓

年齢の割に趣味が渋いんだか幼いんだかよくわからないヒシルスです。 今回は清水寺の大随求菩薩坐像を拝見しに行ったおはなしとアドバ...

一定周期でご開扉される「秘仏」ですが、一定周期といっても様々で、比較的拝見しやすいところで、月1回という所もありますし、一定期間といっても50年に1回などタイミングがあわなかったり逃したりしれば一生拝見できないという所もあり様々です。

ただ、多くは周期を決められている中、長楽寺のご開扉は少し特殊です。

そう、長楽寺のご本尊は「天皇陛下のご即位時のみ」なのです…!!

天皇陛下には長く在位していただきたい願いもありますからね。つまりこれ逃したら次は何年後だろう??というのもあり、絶対行きたかったのです。平成と同じとして30年後ですからね!

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長楽寺について

「桓武天皇の勅命により805年に創建」というだけで日本史好きはソワっとする位歴史があるお寺です。

805年です。これ千の位が抜けている誤字ではありませんからね?!

ほとんどの日本人なら知っている「なくよ(794)うぐいす平安京」から10年後。今年2019年ですよ?!1200年以上前です。

桓武天皇は都を守るお寺をして最澄に長楽寺の創建を命じ、都の安寧を願いました。

ちなみに、ご本尊に安寧の願いを封じ込めるために、お厨子を閉じられました。

次の天皇が即位した→安寧の願いが叶ったことであり、功徳を喜ぶということで、天皇即位の時だけご開扉となったのです。

それが今日まで続いていることに、国が続いたことの偉大さと、歴史はお勉強ではなく、今もなお続いていることだという壮大さ感じます。

なお、お勉強部分としては、公式HPが「平家物語ゆかりのお寺」とうたうだけあって、平家に縁があるのも特徴的です。いやほんと、説明の立て看板とか、宝物とかが「歴史の授業で習った」人物や事案ばかりですごい。

公式さん↓

京都東山、祇園・円山公園すぐそばにございます長楽寺は西行法師や平家物語ゆかりの寺。建礼門院御影や一遍上人像を収蔵い、秋には紅葉が境内を赤く染め上げ京都の隠れた紅葉の名所として知られております。また京都の宿坊として遊行庵がございます。

長楽寺へ行こう!


住所:京都市東山区円山町626番地

東山です。ピンと来ない方向けに言うと、東山は、八坂神社、清水寺、祇園など「京都観光」らしい地域ですね。
この地域は何度も行っているし、迷うことはないだろうと思いよく調べずに行ったのが間違いでした。

一回通りすぎましたよね…!!

順を追ってお話しします。

バスは簡単です。清水寺の時も書きましたが、京都駅のバスターミナルは超親切ですからね。行き先も「祇園」なので、とてもわかりやすいです。

降車後は八坂神社から円山公園をぬけていくゆるゆる散歩コースでいきました。

ところで、ヒシルスは東山地区はそれなりに行ったことがあるので迷いませんが、祇園は「祇園」という名のバス乗り場が何カ所かあるわりにそれらが離れているので、慣れていない場合は注意が必要です。乗ったバスによって降りる所が違う。

ただし八坂神社はめちゃくちゃ目立つ上に、知名度も高いので、最初の一歩を間違えなければ大体行けます。もし間違えたとしても、少し歩いてもそれらしい建物が見えない場合、付近のお店の人に八坂さんに行きたいって言ったらまず行き方がわかるのでここはそんなに心配しなくても大丈夫だと思います。この近辺はお店の人も観光慣れしている感じですしね。

余談ですがこの、バス停一カ所じゃない問題は、結構京都市バスではあるあるです。

普通の感覚だと登り下りで車線が違うから2カ所かなって思うのですが、京都は4カ所とかざらにありますからね。慣れていない方はご注意下さい。観光に強い京都なので、どこの乗り場がどうっていう案内は書いてあったりしますが、河原町とか慣れるまで結構難しかったです。

さて、ゆるゆる散歩ですが、この季節は新緑も美しく、気持ちが良かったです。

また、坂本龍馬・中岡慎太郎の像付近まで行くと、円山公園でもかなり奥になります。もうそこまで行かない人も多いのか人はまばら。景色を堪能しながらまったり歩いて行きました。この間八坂さんからひたすらまっずぐです。

そこから車道に出て、それっぽい?いや、大谷祖廟って書いてるし違うね~ここは?披露宴会場って書いてあるね、八坂さんで式を挙げた後に行くのかな~なんておしゃべりしながら円山弁天堂。

ここでようやく、これ、この先料亭とか宿しかないのでは???となってはじめてGoogleマップ先生を召喚しました。

来た道を戻るGoogle先生。

やっぱりあってた??あれ?でもそれっぽいのはなかったけど……と首をかしげながら進むと、大谷祖廟まで戻りました。

はい。

大谷祖廟がわかりやすすぎて見逃していました。

微妙に奥まっていて見逃したー!

まあ最初からマップ使うか、ちゃんと下調べしていたらそんなことなかったのかもしれませんが、私のような人がいないように一応書いておきます。

大谷祖廟、大谷祖廟の近くです!!!

長楽寺のご朱印と参拝料

まずご朱印ですが、門にいきなりご朱印についての紙が置いてあります。

長楽寺 門

ご朱印を希望する場合は、そこで名前と、どのご朱印を希望するかを記入しましょう。ちなみにボールペンは置いてあるので安心してください。

ご朱印は、ヒシルスが参拝した時は、天皇即位記念のものと、通常タイプがあり、2面分料金を支払うと、両方頂戴することもできます。さらにプラス200円で散華もついてくるよ!

ちなみにご朱印は300円。フルセットをお願いしたヒシルスの場合、300+300+200で800円でした。

尚、散華はなくなり次第終了のようなのでご注意を。

また、ご朱印を希望しなければその紙はスルーして進んでも問題ありません。

ただし、参拝料は必ず必要ですので、絶対に受付には行きましょう。受付への道は一本道です。

拝観料は通常は500円ですが、5月11日~6月16日は特別拝観期間で600円です。

そのお堂のみ独立して別料金ではなく、この時期に参拝の場合は必ずこの料金となります。

さて、この受付で、ご朱印を希望する人は、ご朱印帳と先程の紙をお渡しします。番号札をいただき、参拝後にご朱印帳を受け取るタイプですね。

料金は参拝料と一括で支払えますので、ご朱印希望の方は先程の料金にプラス、拝観料を支払って、入山となります。

いよいよご参拝

まず、ちょっと階段を上りますのでご注意を。

長楽寺参道

数は多くないのですがやや急なので、段数に比べて体感としてはちょっとキツめです。

長楽寺 階段

ご参拝あるあるですが、歴史が深く観光用にカスタムされていない所ほど階段は急です。歴史上の人物や平安時代の人も、同じ石段を登っていたかもしれないという感慨もひとしおですが、きついもんはきついので、現代社会の階段の優しさを感じることもできますw

幅もそれほど広くないのですが、参拝客もまばらなので窮屈ではありませんでした。

大多数の観光客は、八坂さんから、知恩院かねねの道に行くっていうのはわかるので、納得ではあります。おちついて参拝できるのは嬉しい所です。

まっずぐ進めば本堂がありますので、まずは外で参拝。

長楽寺 本堂

そして、いよいよ堂内へ。

よいこのヒシルスは警告を守って堂内撮影はしておりません。

堂内は少しひんやりと薄暗く、しかし不安はなく落ちつく雰囲気でした。

正面にはもちろん、ご本尊の准胝観音像。四神を描いた扉など厨子自体の細部も凝っていました。

この准胝観音像、立つお姿が、本当に、美しい。

時をこえて、変わらぬ美しいお姿を拝見できるのは、昔から天皇即位時のみご開帳だったからなんだろうなあと思うと、めちゃくちゃ感慨深いものがあります。

ご本尊参拝以外のお楽しみ

印象に残った所をあげておきますね。

布袋尊像

本尊のすぐ脇にいらっしゃいます。

世にもめずらしい泥像です。

泥像は、文字通り、土製な上に、金属も流しておらず、焼いてすらありません。それが今日まで参拝できるのがまずすごい。

こちらが泥像であることは家に帰っていただいたパンフレットをゆっくり見た時に知ったので時間差で感動がきましたね。

鎌倉初期作なのですが、それでも800年も崩れず、欠けず、表情まで拝見できるのすごすぎない??

ちなみに知らずに拝見しましたが、観て違和感を感じる位風合いが独特でよく覚えていたので、パンフレットみてから合点がいった感じです。

平安の滝

タオルとひしゃくが置いてあるっていうことは、飲んでいいんだよね???

というわけで、いただいて驚きました。

やっっわらか……。

水がやわらかいって、こういうことなんだ……と理解できるお味でびっくりしました。

あと、かすかに甘い。

甘さに関しては、言われてみれば甘い??ような???と一緒にいった人は言っていたので、感じるかどうかは人によると思います。

庭苑

長楽寺 庭園

庭については勉強不足で詳しくないのですが、それでもわかる美しさ。

長楽寺 庭園2

庵の縁側が解放されていて、座布団が置いてあるので、まったり拝見することができます。

この座布団も、やや無造作で、観光ナイズされすぎていないのが逆に好感を持てます。

新緑の庭、優しい風、どこからか聞こえるししおどし。

アクセスの所にも書きましたが、円山公園の中でもかなり奥ではありますので、都会の喧噪もなく、木々のさざめきを感じます。

ああ……日本人でよかった、と感じ落ちつく空間でした。

紅葉の時期に言ったらとんでもなく美しい予感がしますが、新緑も素敵でした。

ちなみに同じ庵に、平家由来の袈裟などが展示されていたりもします。

出てくる単語が安徳天皇とか、本当に歴史を感じました。

おまけ

後日編集します。

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