まったり書いていた長崎各所編もようやくラストです。
ラストは島原編!ろぼかにについては登場人物まとめをご参考ください。
全行程はこちらをどうぞ
島原への行き方
①長崎駅から諫早駅に向かいます
JRの区間快速シーサイドライナー・佐世保行に載ります。
1時間に1本くらいしかないので、改札をくぐる前に何時発かは必ず確認しましょう。構内に入るともう待つしかありませんので。
かっこいい名前はついていますが、追加料金は必要ありませんのでご安心を。
乗車時間は30分以上になります。
②諫早駅で島原鉄道に乗り換えます。
乗る時間にもよるかもですが、ヒシルスの場合、乗り換えはかなりタイトでした。
こちらも本数は少ないので、タイトでもそれは逃さない方が良いと思います。
ここから2時間近く乗ることになります。横並びの席とボックス席がありますが、車両数が少ない&地元の人も結構利用しているっぽいので、すいている時間じゃないと選んで乗るのは難しいかもです。
ちなみにヒシルスの乗った感想は
・体感1:割と揺れる
・体感2:結構音が激しい
揺れに関しては乗った電車がたまたまなのかもしれませんが、JRや阪急とはちょっと乗り心地が違いましたね。
ただし、海沿いを走るので、景色はめちゃくちゃ綺麗です。
下車は最寄りのホテルや観光地によって異なります。
ヒシルスの場合、先に荷物を置きたかったので、ホテルのある島原外港駅まで向かいました。
島原城へ行こう!
島原鉄道で島原駅まで行きます。
この時点でかなり夕刻だったのですが、ヒシルスは夜に行きたかったのです!
なぜなら行った当時は「島原城 夜の陣」というイベントが開催されていて、夜間に拝観できたからです!
夏場は無かったのですが、秋からまた再開しているみたいなので、時期は不定期なのでしょうか。現在は謎解きイベントがある日以外の土・日・祝日、2019年3月31日(日)まで開催されているみたいです!
公式さん↓
普段は17時までしか開館していないので、これから行く方は開催時期と開館時間は必ずチェックしてくださいね!
……そう、通常は17時までなんですよ。
だから。
夜、店が開いてない…!!!
次の日も島原観光はする予定だったからまあいいのですが、ほとんどのお店のシャッターが下りていました。17時メインの観光地が閉まる→観光する人がいないからしめる、というのはまあわかるのですが、とにかく、夜遊ぶ所はほとんどありません。
本来は夜はホテルでほっこりする観光地なんだと思います。
ちなみに島原城までは徒歩5~10分くらいなので歩いて行きました。
夜の島原城へ!
「島原城 夜の陣」は、行灯や所々のライト以外、電気がない空間を、懐中電灯をつけて拝観するというイベントです。
ところでヒシルスはホラー絶対無理マンです。
ろぼかにもそれは知っている(そして二人はUSJのホラーも余裕で楽しめる猛者)ので、大丈夫か確認してくれたのですが、
・あくまで展示を見るものなので、アトラクションや怖がらせるタイプのものではない
・翌日昼間の観光時間も半日くらいしかとれない
というわけで、夜に島原城みていおいたら次の日は違う所いけるし、まあイケルイケル~と行くことにしたのですが。
・BGMが荘厳な賛美歌
・知ってた以上に島原の史実がスーパーハード
…なので、これだけで正直ちょっとぞくぞくしました。
いや、みはじめた時は何ともなかったのですが、暗い中でみる隠れキリシタンの品や甲冑は、普段みることのないライティングもあって、めちゃくちゃ迫力がある……。
昼間の展示をみていなくても、これが昼間の顔とは全然違うんだろうなっていう想像はできました。
幻想的っていうキャッチフレーズでしたが、ファンタジックさよりは、異界感がある、なんか不思議な展示でしたね。
ちなみに昼間行ってないからわからないのですが、この企画では展示をケースの後ろから見られるのも新鮮でした。甲冑後ろからみられましたよ!
また、スタッフさんがめちゃくちゃ親切だったのも印象に残っています。
スタンプのこと教えてくれたり、フリードリンクをすすめてくれたり。普段働かない時間だろうけどあたたかく迎えてくださったのが嬉しかったです。
ちなみに、外に出たら月がめちゃくちゃ綺麗で、朧月と城郭という滅多にみられない美しい光景を楽しんだりもしました。
……美しいのですが、これ帰るの絶対怖い……最寄り駅からホテルからも結構あった……ということで帰りはタクシーにしました。ルート的に、大回りしなくていいからか、タクシーの方がはやかった印象です。
レッツ日中の島原観光
翌日、ふたたび島原鉄道で島原駅へ。
余談ですが、私達はこの日が旅行最後の日です。スーツケースをどうするか……ホテルからスーツケース宅急便で送ってしまうかは大分迷ったのですが、島原駅でスーツケースを預かってくれるサービスがあったので結局持って帰ることにしました。
窓口での一時預かりで220円。
島原鉄道めちゃくちゃ親切です。
↓公式さん
さて、この日の目当ては武家屋敷中心にご当地グルメと街ブラです。
武家屋敷は島原城よりも駅から遠い所にあるので、割と歩くのですが、途中に「青い理髪舘」や「時鐘楼」など見所もあり、都度写真を撮ったり楽しみながら行ったので、苦ではありませんでした。景観も程よく整えられていて、でもわざとらしくない程度でとても好感を持てます。
武家屋敷群がある端に茶屋があり、
お目当ては「かんざらし」です。
これほんとは作るやつやりたかったのですが、作れる所は場所が離れていたので厳しかったので諦めたんです。
でも、食べるだけでも満足です。
満足すぎました。
なにこれおいしい…!!!
かんざらしはシロップに付けられた白玉で、今時珍しいくらいシンプルなスイーツなのですが、このシンプルさがたまらない…!!
これ、水がおいしいから、素材勝負でもここまでおいしいんだ……。他の所では食べられない、真に「ご当地」感。
シロップも、人工的じゃなく、やさしい甘さで、とまらなくなって、全部飲み干し完食!!
その後武家屋敷の通りに入ると、中心に川がながれていて、その水も綺麗でした。
武家屋敷は、沢山あるのですが、公開されているのは4,5件で、他は普通に人が住まれています。好意で見せていただいている感じがありがたいです。
実際、武家屋敷の中に入って、好きに写真を撮れるってめちゃくちゃ貴重ですよ。
うなれ私のデジカメ!!!!!と、ほんとうにめちゃくちゃ写真とりました。
帰ってデータみたら3桁枚数があって笑いましたが、いやでも、時代劇でも観られないような所が見放題なんですもの…!!!!お寺なら中を拝見させてくれる所もありますが、武家屋敷って、同じ和風建築でもやっぱり全然違うんですよ!!!と一人で大興奮していたのでろぼかにがひかない友人で本当によかったと思います。
また、何件か拝見して、それぞれにちょっとずつ雰囲気が違うのも楽しかったです。ああ、史跡だけど「家」なんだなあ……と。
楽しみはつきませんが、帰りの時間は決まっているので、お昼も島原でとります。
これもご当地グルメの「具雑煮」です。
お店は島原城の目の前の老舗、「姫松屋」さんでいただきました。
ちなみに昼の島原城は入館はしていませんが、外から楽しみました。
やっぱり夜とは雰囲気違いますね!
さて、具雑煮の話にもどりますね。
ちなみに読み方は、「ぐぞうに」です。
最初みたとき「かい」と見間違えていて、貝はろぼ食べられないなーとかとんちんかんなこと言ってました。ぐぞうに、ヒシルス覚えた。
オープン♪
これは島原の乱の籠城時からある歴史あるお料理です。今風に考えても、餅(エネルギー)・野菜(ビタミン)・海の幸(タンパク質)と理にかなったバランス食なのがすごい。
すごいのはバランスだけじゃなくて、海山の幸のダシがでますし、関西とは違う九州の出汁も新鮮で、大満足!
とりあえず、長崎、2泊3日でかなり色々ご当地食を食べたけどまずいものが一つとしてありませんでした。
これから島原を観光する人へ
・車ではない場合、かなり歩きます
見所がやや点在気味なためです。自転車レンタル等も検討した方がいいかもしれません。また、そのため見て回る時間もそれなりにかかります。
・島原の夜は、お店が閉まるのがはやいです。
暗くもなるので、特に女性はそこそこの時間にはホテルに戻ることをオススメします。
そうでない場合は、車やタクシーを使いましょう。治安どうこうより、物理的に暗かった。
・混雑もなく、まったり観られる街でした。
自分のペースで観られるのは嬉しいですね!
・個人的な意見ですが、車があると楽かなあとは思いました。
結局島原城からホテルもタクシーの方が便利でしたし、電車の本数も少ないですからね。この地区のホテルは、あまり駅近くにはなかったりしますし。
今回時間的に無理なのでスルーしましたが、ほぼ同じエリアに雲仙もあるため、車なら両方回れるかなあとは思いました。
ただ、長崎市内は全然車なくてもいけるため、長崎は行くエリアで交通手段をよく考えた方がいいなあという印象です。
おまけ
行ってから結構たっているので作画中の文は原文ではないのですが、
「新しい拷問を思いついた」はインパクトありすぎて覚えているのでそのままです。