オリジナルアニメーション映画『天気の子』の感想です。
一緒に観に行った人に誘われたっていうのもありますが、前作「君の名は。」も劇場でみているので楽しみではありました。
ちなみに公開は7月19日。
夏休みも挟んでいるし、1ヶ月半経ってる、そして日曜日の朝イチ上映でみに行ったので、正直そんなに混んでないかなあと思っていましたが、全然そんなことありませんでした。まだまだ人気ですので、これから観に行く方は、チケットは余裕を持ってとりにいくか、予約がオススメです。
天気の子ってどんなおはなし?
有名作なので公開前にばっしばしテレビで番宣していたため、2019年夏時点で「天気の子」をご存じの方は多いと思いますが、一応こんなお話っていう程度にあらすじを。
高1の夏。離島から家出し、雨の降りしきる東京にやってきた帆高(ほだか)。
都会の雑踏に翻弄される中、彼は不思議な能力をもつ陽菜(ひな)と出会う。
やがてその出会いは、彼やその周辺と、そして世界をも変えていく。
名作「君の名は。」の監督が贈る、ボーイミーツガール!
……こんなかんじかな?
公式さんはコチラです↓
ヒシルスの感想。
これはおうちではなく、映画館でみるのをオススメします。
理由①:話がわかりやすいので人にすすめやすい
これは大衆むけにも熱烈ファン向けにもちゃんと作られたアニメだなーと思います。
さっとなでてみると、話はわかりやすいボーイミーツガールものです。大人になりきれない自分と、こどもでは大人に勝てない無力さ、葛藤などの青春感と、天気を操る等の特殊能力がからむ少し不思議な設定が絶妙で、誰でも楽しめる内容になります。
ひたむきな恋や相手への想いもあるので、デートムービーにもオススメです。個人的には、デートムービーとしても話題になった「君の名は。」よりよっぽどデート向けだと想います。ちなみヒシルスは「君の名は。」の方は、デートムービーかーとなめてかかってみたら上質なSFでいい意味で裏切られた経験がありますw
そして、熱烈ファンむけにもちゃんとっていうのは、ちゃんと考察しないとちょっとひっかかる所もあるんですよね。また、細かい小物など、考察したくなるピースが、気付くひとには気付くように配置されているのです。
それを無視しても話は楽しめる。
好きな人は考察すればいい。
そんなバランスが絶妙だなあと想いました。
だから私も人にすすめやすいw
そして、アニメだけどオタクくささはないので、一人で映画に行くのは……という方も、他の人を誘いやすいと思います。上映館も多いしw
ただ、「君の名は。」程話の本筋自体にギミックがかかっているわけではないので、もの足りない人にしてみたら、おうちでよかったかなーってなる人もいるかもしれません。
ただしそれは、魅力がストーリーだけの場合。
ここで重要なのは、映画館じゃないと、この音響で観られないという点です。
理由②:音がとにかく素晴らしい!
映画をみおわった最初の感想は、「ああ、これはライブだ」でした。
番宣ばしばしやっている中でみたのですが、監督は「音」を先に作って、それから映像の尺を変更する位、めちゃくちゃ音にこだわりがあります。
それは音楽だけではなく、この話のキーとなる「雨」の音や、雑踏の音など、細部の音まで、強弱を考え抜かれて包み込まれるような音響です。
もちろん音楽も素晴らしいですよ。
クライマックスに曲と展開がバチっとあった時、鳥肌たつ位感動しました!
なんていうか、たとえるなら、
『プロメア』が視覚でハートを殴ってくるアトラクション
『天気の子』は耳からハートを殴ってくるライブです。
ちなみにプロメア感想はコチラ↓
プロメアみた時もこれは映画館で観るのが大正解と思いましたが、まさか直近でまた同じ感想を、別の角度から抱く作品を見るとは思いませんでしたね。
映画館の大スクリーンと、大迫力の音響が織りなす世界を浴びるという意味で、どっちも、家のテレビではこの感動は味わえないだろうなあ……。
そんなこんなで、まだまだ人気の「天気の子」。
興味がある方は是非映画館へ。
おまけ
※ハンドルネームは3秒で考えた架空のものです
みた人が多い分感想の幅もあるので、自分の感じたものを大事にしようと思いました。